パートナーに対して、こうやってほしい、こうあってほしい、これだけは譲れないなど制限が多ければ多いほど、あなた自身に制限をかけていることに気づいていますか?
パートナーはあなたの心のクセや状態を教えてくれる
「鏡の法則」を知っていますか?
目の前の現実が、自分では気づくことのできないあなたの心のクセや今の状態を見せてくれる。
けれど、現実の改善は、自分自身を変化させることでのみ可能であるという法則です。
例えば、鏡に映る自分を見ると髪が乱れていると知ることはできるけれど、乱れた髪を整えるために鏡の中に手を入れて鏡の中の自分を変えることはできません。
髪を整えるためには、鏡に映る自分ではなく自分自身を変える必要があります。
しかしながら、多くの人は自分自身ではなく、目の前に現れる現実の方を変えようと必死になって取り組んでいます。
一番近しい関係であるパートナーは、あなたの奥深くにある心の状態さえも浮き彫りにしてくれる存在。
パートナーとは、心の状態がリンクしているとも言えるかもしれません。
だからこそ、あなたが自由でありたいと望むなら、パートナーのことを許していくことでパートナーもあなたのことを許して受け入れてくれるということが起こります。
多くの人は、私がこれだけ我慢しているんだからあなたも同じだけ耐えて欲しいと処理してしまいがちですが、それでは全く逆方向に向かってしまいます。
抵抗は抵抗を生むだけです。
極端な例ですが、パートナーが浮気をしたときに感じる怒りは、自分は(本当は興味があるけれど!)社会的倫理を遵守して我慢してるんだから「あなただけズルい許されない!」との怒りの表れかもしれません。
浮気に対して反応する自分がいるなら、素直になって何に対して感情が反応しているのかを考えることから始めてください。
もしかして、本当に興味があって試してみたいと感じたのなら、パートナーを見返したいなどの抵抗からではなく、純粋に自分に許可を出して
行動してみると新たな世界が見えてきますよ。
戦わないという選択
はじめは許すことが難しいと感じるかもしれません。
その時は、相手を責めたり変わって欲しい、変わるべきだという考えをゆるめるところから始めてください。
自分の感情を入り口にして、あなた自身の心のクセや状態を観察すること。
感情に飲み込まれて、パートナーを責めるだけでは同じことを繰り返すだけです。
そんな自分を責めて自己嫌悪になってしまうという無限ループ(泣)
自分を知り、改善するところ、しないところを明確にしていくことで、パートナーの許せるところ、許さないところも明確になり、許していくと、自分への制限も同時に変化していくのを感じることができるでしょう。
まずは、パートナーが見せてくれる現実によって現れる感情を通して、あなた自身の心のクセや現在の状態を観察するところからはじめてみてください。