会話をしていると相手の話を自分の話題にすり替え、話の流れをさらっていく人がいます。
自分の正統性が守られることで安心することを目的としているのかもしれません。
しかしながら、自分の正義を周りに押しつけるだけでは当の本人だけが一時的な安心を得ているだけに過ぎません。
相手を受け入れる余裕がないと結果として周りの人からの評価は、「話が聞けない自己顕示欲の強い人」となってしまいます。
自己アピールで自分の不安を根本的に解消することはできません。
みんな話を聴いてもらいたい
人は誰かに話すことで、自分の内面のことに気づけたり、自分のことが深く理解できることがあります。
例えば、あなたが誰かに悩みを打ち明けるときを想像してみてください。
あなたの話を真摯な姿勢で丁寧に聴いてもらうだけで心が落ち着いてきませんか?
必ずしも適格なアドバイスや答えが欲しいわけではないんです。
ましてや、悩んでいる人は相談相手の有能さを知りたいはずがありません。
自分のことは脇に置いて「相手の関心ごと」に関心を持って話を聴ける余裕が、人としての信用や信頼を高めていくことになります。
周りの評価に影響されない自信を持つ
黙っていられないのは、
わかってもらいたい
理解してもらいたい
こんなに凄いと認められたい
自信が「ない」を埋めるための悪あがきになっています。
ポジティヴな自分
ネガティヴな自分
有能な自分
無能な自分
善人の自分
悪人の自分
どんな自分も受け入れたとき、周りに影響されないしなやかな余裕のある対応ができるようになります。
わざわざ言わずにいれないのは自分に自信がないから。
認めてもらいたいたくて安心したくて落ち着いていられない。
どんな自分も受け入れるために、いろんな自分に気づいていくことから始めましょう。
自分のことは一番わかりにくい。
もしかしたら、自己アピールも気づかずやってしまっているかもしれません(笑)