22年前に衝撃を受けるほどに感動して、子どもを持つことがあったら必ず見せたいと決めていたモニュメントバレーに息子を連れて行くために今年の夏キャンピングカーでGrand Circleを旅してきました。
Grand Circleの中には、ナバホ族の居留地がありモニュメントバレーもその中にあります。
ナバホ族の人たちは、時代に即した形で彼らの貴重な遺産を守るために
変化すること
を前向きに実践していて、守り続けるためには変化することを柔軟に受け入れることが大切だと再認識させられました。
人生にも通じることだと思いませんか?
誇りを持って維持発展させる
モニュメントバレーはナバホ族によって管理されているために、彼らによるツアーでなければ観光できないエリアが含まれるため、ナバホ族の方が提供しているツアーに参加しました。
参加して感じたことの一つに、
彼らは、自然から得た素晴らしい財産を守りつつ、その環境や彼らの文化を維持発展させるために活動している。
ということ。
お恥ずかしいのですが、22年前、16年前に行った時は既得権を利用してビジネスをしている !?
という見方をしていたところがあり、安くはないツアー料金にその価値を見出せず参加することはありませんでした。
今回参加してみて、
彼らは誇りを持って最高のサービスを提供している。
ということを強く感じました。
自然からの遺産や彼らの文化を守っていくためには資金も必要。
時代に即した形を利用して、自然からの遺産を単純に非公開にしてしまうのではなく、管理しながら公開することで彼らの文化を守り発展させることにつなげているのだと感じました。
伝統を守りつつも柔軟であること
日本でも同じように文化を守りつつ、時代に即した形で発展させているのが、
千葉県香取市神崎町にある寺田本家。
340年以上続く蔵元であり、昔ながらの製法で酒造りを行なっている酒造さんです。
HPを拝見すると、「発酵とは変化すること」
一見、昔ながらの製法を守り続ける姿勢とは相反するように感じますが、
変化することで守り続けることができる
と私は理解しています。
寺田本家さんが提供する商品は、美味しいだけでなくストーリーがあり想いと優しさに溢れていて魅力を感じます。
人生も似たところがあると思いませんか?
これまで大切にしてきたこと(価値観)を守ることも必要ですが、
変わらずにいるだけでは守ることもできなくなってしまう。
柔軟にものごとを捉え変化することを受け入れていくことで、より豊かで幸せな人生が創られていくのではないでしょうか 。