結婚して人生を共に歩む心から信頼できるパートナーがいてくれること。
人生を豊かに生きるために大切な要素のひとつと言えます。
一方で、結婚に関する多くの悩みを抱えていらっしゃる方が増えているのも事実。
結婚はゴールではなく、お互いが関係を深めていくことが不可欠。
パートナーとの関係性を通して、自分を知り、自分を愛し、パートナーを心から愛することができたとき、魂の花は一層美しく咲くことでしょう。
セックスだけが愛情じゃない
日本では、夫婦間での悩み相談の上位にセックスレスがよく登場します。
一世代前とは異なり恋愛の先に結婚がある現在。
体が重なり合いひとつになることで、お互いの温もりを感じ安心感と信頼を得ることができる恋人同士のような関係を理想とする風潮がありますが、
結婚して3年も過ぎると、恋人どうしのような刺激的な感情は薄れてきて当然。
一緒に暮らし苦楽を共に乗り越えていくことで恋愛感情は穏やかな愛情へと変化します。
好きとか惹かれるの奥にある「信頼」や「安心」を共有することが「夫婦」としての愛を育てることになるのではないでしょうか。
結婚を幸せという名の牢獄にしない
結婚を誓い夫婦になるとは、お互いに協力して助け合う人生のパートナーになること。
束縛し合い自由を奪い合うことではありません。
お互いに自由意志があり、それぞれに生きたい人生があります。
多くの新郎が「あなたを一生守ります」と花嫁に誓いますが、
子育てや趣味など同じ方向を向いて力強く共に進んでいく時があれば、異なる価値観を尊重してそれぞれの道を進んでいく時があってもいい。
お互いに強要や束縛をすることなく、人生の困難や危機を協力して乗り越えることで、信頼と愛情を育み「夫婦」となっていきます。
結婚とは
お互いに実現したい人生を心から応援しあえるパートナーシップを築くこと。
お互いを所有物のように独占し合うのではなく、自由を尊重しつつ必要な時にはしっかりとサポートしあえる関係を目指したいですね。